こんにちは、ぼっとです。この記事では
- 大学の教職課程でどのようなことを習うのか
- 何年で取得できるのか
を現役大学生が解説します
教職課程で習うこと
中学・高校の教職課程で習うことは主に2種類あります。
1.教科に関すること
これは教科の専門的な知識と
その教え方を学ぶ授業です
社会の場合
教科の専門的な知識は
- 日本史
- 世界史
- 哲学
- 地理
- 政治
など教科に関係する知識を学ぶことができます
大学に指定された、自分や他の学部の科目をとることになります
授業名は
日本史概論
哲学総論など
教え方を学ぶ授業は
社会公民科指導法
社会地歴科指導法
これは実際に指導案を書いて
授業を自分で行う授業です
より良い授業を行うためには
どのようにすれば良いか
アドバイスをもらえるため
とてもためになります
2.教育の変遷や指導の方法など
簡単にわけると
- 教育実習に関する科目(実際に学校に行って仕事体験)
- 道徳、総合、生徒指導、教育相談に関する科目
- 教育の歴史、教員の職務内容、教育制度、児童の発達、特別支援が必要な生徒への理解
など教育の基礎的な理解に関する科目
といった
教科以外の教員になる前に知っておくべき
一通りのことを学ぶことができます
何年で取得できるのか
大学の教職課程は
最短2年で取得できます
最短二年で取れますが
二年で取ろうとすると授業でパンパンになりますし
大学によっては2,3年生からの教職課程の履修を認めていないところもあります
四年間かけて単位をとるのがベストです
なぜ2年かかるのか
卒業する最後の年に教育実習(中学は3週間、高校は2週間)に行くんですが
教育実習へ申し込むには、教育実習に行く前年度に教職課程の単位を取得した状態である必要があります。
つまり
3年生の後期から(卒業まで1年半)教職課程を取り始めると
次の年の教育実習の申し込みをすることができないので
留年することとなります
もう2年もないけど教員になりたいよって人は
- 科目等履修生で卒業後に必要な科目だけ取り学費を抑える
- 働きながら通信制大学に通って取得する
の2通りの方法があります
科目等履修生の場合
大学によっては制度そのものがなく
またあったとしても教職科目は対象外の場合もあり、確認が必要です
まとめ
少しでも教職課程に興味のある人は
今からでも申し込みましょう!
後から教職課程をやめることはできますが
後から取り始めると間に合わず
留年しなければならない可能性もあります
私も興味が出てきた瞬間に教職課程を申し込めば
もう一年大学に残る必要がなかったと後悔してます!
まずは自分の大学の
履修シラバスを確認してみましょう!
この記事を見たみなさんの人生が
より良いものになることを祈っております
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