どうもこんにちは ぼっとです。
この前、未経験で単発配達バイト(デリバリーバイト)に応募する方法を記事にしました。
この記事はその続きで 実際未経験者が
単発デリバリーバイトをやったらどうなったかを詳しく書きます。
結論:大失敗
まじでやらかしました。
一週間、やらかしたことが頭から離れなくて悶えてました
仕事内容
配達バイトは三輪の原付で商品を届けます。
商品の届け先を自分の携帯のGoogleマップに打ち込んだり
QRコードを使って住所を読み込み、それを元に配達をします。
ピークの時間帯だと3件一気に回る。なんてこともあります。
一件一件期限の時間があり、
もし期限の時間に間に合わなそうだったらお客さんに直接電話をかけて謝ります。
もし1件目でもたつくと、2件目3件目も遅れます。
2件目3件目も謝罪の電話をする必要があります
配達には自分の携帯のGoogleマップを使います
(6時間フルで働いて0.5GB通信量を消費、案外少ない)
持ち物に「携帯」が書いてなかったので、「地図アプリ付きのスマホが支給されるだろう」と考え、自分の携帯に速度制限がかかった状態で行きましたが、これでは地図が表示されないので通信量をすぐ購入 (0.5GB 500円)
商品を届けるとき、期限の時間があります。
この時間はきつきつです。
Googleマップの普通車(法定速度60㎞)を基準に配達時間を計算するので、原付の法定速度30kmだと絶対に間に合いません。
やらかしたこと
仕事が始まりました。
バイクにはすぐ乗り込みます。バイクの運転練習などありません。一回目から公道で本番です。
原付の運転は免許を取る時の一回しかやったことがありませんでしたが
- 車はよく運転してたので公道慣れしてた
- 普通自動二輪免許を持っているのでバイクにはそれなりに慣れていた
- 事前にデリバリーで使われるバイクの使い方、二段階右折の方法などをYouTube動画で予習していた
ので何とかなりました。
地図アプリの突然の裏切り
問題は地図アプリです。
まじで未経験からデリバリーバイトをやるのはお勧めしませんが、どうしてもやりたいならこの言葉を覚えといてください
[Googleマップは信用するな]
Googleマップで検索をかけても、たまに本当の住所じゃないところが出てきます。
ピークの時間、3件の配達掛け持ち、そんな状況の中1件目から家が見つかりません。
焦ります
むちゃくちゃ焦ります。
お客さんに電話をして道案内をしてもらいなんとか辿り着きましたが相当時間がかかり、2件目、3軒目も本来の配達時間から30分以上遅れます。
僕は遅れてしまって申し訳なかったので自分のポケットマネーから遅れてしまった人にそれぞれ500円の割引をしました(自分のせいで店側に悪い印象が付いてしまうのを避けたかった)
Googleマップの示してるところにいっても違う人の家だった、そのときの打つ術がなく八方塞がり感は半端じゃありません
違う住所に何回も配達しました
配達に遅れると、お客さんに迷惑がかかるだけでなく、その後のお店の配達スケジュールにも影響します。
お客さんに申し訳ない気持ち
雇ってくれた店長に申し訳ない気持ちに加え
給料いらないから帰りたい
この状況から逃げたい
荷物を消しとばして無かったことにしたい
とその時は思ってました
配達先からアルバイト先への帰宅予定から一時間遅れて帰ってきた時
店長にすごい勢いで謝罪しました
あまりに配達が遅すぎて店長に
「歩いて行ったほうが早いんじゃない?」
と言われてしまいました
しばらくしたら少し慣れる
しかしバイトを続けると、住所を見つけるのも慣れてきます
とりあえずGoogleマップで近くまで行ったら
あとは建物の名前を見たり
マンションなら大きな建物を虱潰しでチェックするようにすると
スムーズに見つけられるようになりました。
建物名がすごく似通っていたり
建物名が書かれた看板がビリビリで
建物名が解読不可能だったり
5分以上離れた全く違う住所に案内されるなど
色々困難はありましたが
なんとか「配達員として仕事はできる」レベルになりその日の6時間勤務は終わります。
仕事終わり
帰り際に、
「はじめの方、あまりに迷惑をかけてしまったんで給料いらないです」
というと
「今回給料払うから次来れる日ある?」
言ってもらえました。
迷惑をかけたのでこれ以上雇ってもらえないなと思っていたのでこの言葉は嬉しかったですが
デリバリーで遅れた時の焦りが苦手なので
とりあえずこのお店に迷惑をかけた分を補えるぐらいの働きをしたらデリバリーは
もうこりごりだと思いました。
感想・怖かったこと
バイト前、公道でバイクのったら風が気持ちいのかなーとか想像してたんですが
まじでそれどころでは無かったです。
- 夜、原付のライトが暗くて前が見えないので、一時停止が直前までわからなかった
- 原付は車に比べ目線が低く、対向車のライトが顔に直接当たるので前が見えない
- ジャイロキャノピーっていう屋根付きの原付で配達をしたが、前面のガラスが汚すぎて前が見にくい、光がガラスに当たるとさらに醜い
- トラックに追い越しされると風で飛ばされそうになる
など他にも怖いところはたくさんありました。
てっきり原付ということを考慮した上での時間設定がされると思っていたのですが
車基準の配達時間なのでもちろん間に合わず、常に焦りながら運転をしないといけないですし
さらにそんな状態で公道に出て常に命に関わる事故の危険に晒されながらお仕事をしないといけないので
お店によってシステムが違うかもしれないので一律には言えないですが
この仕事は予想していたより怖いなと思いました。
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