どうもこんにちは、ぼっとです。
今日はうつ病がひどかった時に観て
元気をもらえた映画の話をしようと思います
うつ病になってから5.6ヶ月後
あれはうつ病になって5ヶ月ー6ヶ月後の
大学1年生8月の話です
まだまだ漫画や映画を理解できるまでに
頭は回復していません
ランニングをすると
うつ病の症状である
焦燥感と虚無感が一時的に無くなるので
すがりつくように毎日やってました
ちなみにこの頃はまだうつ病であるとは知りません
TOEICの勉強も
この頃は大学編入を考えていたので
夏休みなのに、遊びに行かず
TOEICの勉強をしていました
もちろんうつ病なので
記憶力も落ちてます
勉強をしてても気持ち悪い
文字も頭に入ってこない
決して効率が良かったとは言えないです
ですがTOEICの勉強をすることで
自分は前に進めている気がしていました
葛藤
いくら前に進めている気がしていると言えど
夏休みにもTOEICの勉強をして
楽しくない
けどやりたいこともない
うつ病で楽しいがわからない
こんな人生が続くのかと
毎日悲しい気持ちで生きていました
6ヶ月たったある日
ランニングをした後
いつも通りTOEICの勉強をしようとしますが
勉強してもどうせ成績は伸びないし
何より勉強してても楽しくはない
そこで
「なにか面白いことやっているかも」
「何か自分の人生を貫くようなものに出会えるかも」
と思ってテレビをつけます
そしたらちょうどその日は金曜日
金曜ロードショーで
ジブリの「千と千尋の神隠し」が放映されていました
ランニングをした後は
少し気分が良くなって
映画を観ようと思えた
感動
はじめは映画のことを舐めていました
「そう言えば小さい頃に見たなー、懐かしい。けど映画に何の意味があるのだろう」
ぐらいの認識です
うつ病の時は何に対しても興味が湧かないので
映画を観る前はめんどくさく、映画を見るという行為に意味を感じませんでした
TOEICの勉強しないと…という義務感も楽しむことを邪魔してた
しかし観てよかった!
うつ病で内容をあまり理解できませんでしたが
千と千尋の神隠しをみて
何ヶ月も取れなかった喪失感を
満たされるような
じわ〜っとな感覚になりました
うつ病の時は頭が働いていないので
細くは理解できないかもしれないですが
音楽や絵の雰囲気で
きっと皆さんも感動するはずです
映画を見て
久しぶりに生きている実感が湧きました
特に感動したシーン
ネタバレを含みますが
特に感動したのが
雨で海になった城の周りの景色を
千尋があん饅(?)を食べながら眺めているシーンの綺麗さ
また映画で流れていたBGM
「あの夏へ」
言葉では表せない感動が押し寄せてきました
登場人物にも優しい人が多く
「人との関わりっていいな〜」とじんわり
そしてエンドロールの歌
「いつも何度でも」
映画が終わってしまい
現実世界に徐々に戻った後でも
映画も現実世界を繋いでくれる音楽です
銭婆「一度あったことは忘れないものさ、思い出せないだけで」
釜爺も銭婆もリンも湯婆婆もみんな優しい
映画が終わった後
焦燥感も虚無感もなく
満たされた心のまま1日を終えることができました
映画を見たからと言って
うつ病がすぐ治ったわけではありませんが
「映画を見ると元気になれる」
という経験はそこからの辛いに日々を支えてくれました
その日からは
元気がある日はたとえ気が向かなくとも
自分の知らない世界に出会うため
意識的に金曜ロードショーを見るようにしています
金曜には映画が見れる
だから生きるのを頑張ろう
そう思いました
映画を観る前に
映画を見る前に
ココア、カフェオレ、抹茶オレ、コーラ
ポップコーン、好きなおつまみ
を抱えて
しなければならない勉強や仕事のことなんて忘れて
テレビ前正座待機!
映画を楽しみましょう!
以上!金曜ロードショーに救われた話
金曜ロードショーの魅力
金曜ロードショーは
ネットでみんなの反応を見ながら
見ることができます
あのシーンはこんな意味があると思う
ここが面白い!
一人で見ていても
気の合う友達と一緒に見ているようで
とっても面白いです。
金曜ロードショーが放送される時は
Twitterの金曜ロードショー公式アカウントが
映画を見るのがさらに面白くなるツイートを放送中にしてくれるので
さらに映画が面白くなると思いますよ!
ジブリ公式アカウント↓
映画のいいところ
千と千尋の神隠しに限らず
映画のいいところは
「景色や音楽が綺麗」
まるで、どこか違う世界を
旅したような感覚になれます
さらに
映画の作り込まれた世界観と物語の中で
自分も昔から生きていたかような没入感も得られるので
辛い現実を忘れられます
もしみなさんが落ち込んでしまった時は
ぜひ映画を見てください
特に金曜ロードショーは
テレビさえ持っていれば
金曜日に無料で観ることができるのでおすすめです
コメント